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水道管の凍結予防と凍ったときの対処法

寒波の前にやること、冬に家を空けるときのコツ、凍ってしまった管を壊さずに解かす手順をまとめました。

📚 暮らしの知恵 · 14/21· ⏱ 読了目安 2分 ·情報更新 2026-10-01

📋 基本情報

要点
保温 + 水を流しておく + ゆっくり解かす
危ない場所
廊下・外壁側のメーターボックス、ベランダの配管、洗濯機の蛇口
よくある失敗
凍った管に熱湯をかける、火で解かす
家を空けるとき
給湯器の外出機能 + 蛇口を細く開ける
メーター破損
地域の水道局に連絡、費用は公式の案内を確認

なぜ管が破裂するのか

水は凍ると体積が増えます。管の中で氷ができると逃げ場のない圧力が管や継ぎ目、メーターのガラスにかかり、弱いところからひびが入ったり破裂したりします。そのため凍結は氷点下になった初日よりも、氷点下の日が何日か続いたとき、そして水が長く止まっている夜の間に起きやすくなります。水が少しでも流れていれば凍りにくいこと、風が直接当たる場所から先に凍ること。この二つがすべての予防策の土台です。

わが家で先に凍る場所を探す

冬が来る前に、家の中で冷たい空気にさらされている配管を一度見て回ります。集合住宅なら外廊下側のメーターボックス、外壁に面したベランダの洗濯機用の蛇口が代表的です。戸建てでは庭の水栓、外に出ている配管、給湯器まわりが危険です。古い建物ほど保温材が傷んでいたり外れていたりすることが多いので、実際に開けて確かめるのがおすすめです。

  • 廊下・外壁側の水道メーターボックス
  • ベランダの洗濯機用蛇口と排水ホース
  • 庭の水栓、外に出ている配管
  • 給湯器の配管と給湯器まわりの窓のすき間

寒波の前にしておく保温

メーターボックスの中は古着や市販の保温材ですき間なく埋め、ふたのすき間はテープでふさいで冷たい風が入らないようにします。濡れた布はかえって凍りつくので、必ず乾いたものを使います。むき出しの配管は保温チューブや保温材で巻き、ベランダの窓は閉めておきます。庭の水栓のように冬に使わない蛇口は、元を閉めて残った水を抜いておくのがいちばん確実です。

  • メーターボックスは乾いた古着・保温材で埋める
  • ふたのすき間はテープでふさぐ
  • むき出しの配管は保温チューブで巻く
  • 使わない屋外の蛇口は閉めて水を抜く

とても寒い夜と家を空けるとき

気温が大きく下がる夜や、何日か家を空けるときは、蛇口を細く開けて水を少しずつ流しておきます。給湯器側の配管が凍りやすいため、お湯側にひねっておくよう勧める案内が多くあります。流れる水はもったいなく感じても、凍結の修理よりずっと安く済みます。給湯器は切らずに、外出機能や凍結防止機能を使います。電源プラグまで抜くと、給湯器そのものの凍結防止も働きません。

凍ったかどうかの見分け方

蛇口をひねっても水が出ない、または細くしか出ないなら、どこかが凍っている合図です。水かお湯の片方だけが出ないなら、その側の配管か給湯器側が原因である可能性が高いでしょう。家じゅうの蛇口がすべて出ないなら、メーターや屋外の配管を疑います。メーターのガラスが割れていたり膨らんでいたりする場合はすでに壊れているので、自分で直そうとせず先に連絡します。配管の表面に霜がついていたり、触ると特に冷たい部分があったりすれば、そのあたりが凍っている可能性が高いでしょう。

安全に解かす手順

凍った管はゆっくり解かすのが原則です。まず蛇口を開けて解けた水の逃げ道を作り、蛇口に近い側から温めます。ぬるま湯に浸したタオルを巻く、ドライヤーの温風を当てるといった方法が無難です。熱湯をいきなりかけると急な温度差で管やメーターが割れることがあり、バーナーや火で解かすのは火事の危険があるので絶対にやめましょう。

  • 先に蛇口を開けておく
  • 蛇口に近い側から解かす
  • ぬるま湯のタオルかドライヤーの温風
  • 熱湯・火・バーナーは使わない

破裂した、メーターが割れたとき

配管から水が漏れている、またはメーターが割れているなら、まず家の元栓を閉めて水がこれ以上広がらないようにします。水がコンセントや家電のほうへ流れている場合は感電の危険があるので、近づく前にブレーカーを落とします。メーターの破損は地域の水道局に連絡すれば交換の手順を案内してもらえます。集合住宅なら管理会社や管理事務所にも知らせます。交換費用を誰が負担するかは地域によって違うので、公式の案内を確認してください。下の階に水が漏れたときは、写真を残しておくと後の対応に役立ちます。

よくある失敗のまとめ

凍結の事故の多くは、いくつかの失敗から始まります。メーターボックスを開けて確認したあと保温材を元に戻さない、濡れた保温材をそのままにしておく、といったことがよくあります。洗濯機は氷点下の日に回すと排水ホースに残った水が凍って逆流することがあるので、寒波のときは使用を控えるのが無難です。解かしても同じ条件ならまた凍るので、解かしたら原因になった保温不足を必ず手直しします。

  • 確認後に保温材を戻さない
  • 濡れた保温材をそのままにする
  • 寒波の最中に洗濯機を使う
  • 解かしたあと原因を直さない

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